【舞鶴・不動産売却】住宅ローン中の家を売るために確認しておきたいこと

ローンの残債額

まず確認すべきなのが、ローンの残債額です。「あといくら返済すべきなのか」を把握しなければ、不動産売却の準備は始まりません。機関によって異なりますが、金融機関から毎年10月～年末にかけて残高証明書が送られてきます。そちらで残高を確認してください。

また、インターネットサービスを行っている金融機関であれば、残債金額を早期に確認できます。年末残高証明書がインターネットで確認できない場合は、借入時に金融機関から送付されている「返済予定表」をチェックし、現状ではどのくらいなのかを把握しておきましょう。

売却を期待できる金額

次に、売却予定の物件の査定額を確認しましょう。ローン返済中の物件を売却する場合、一般的には売却金額をローン返済の資金にします。インターネットでも現在の相場はある程度確認できますが、それはあくまでも目安です。正確な金額を知りたい場合は、不動産会社に査定を依頼する必要があります。

売却予定額で住宅ローンを完済できるか

住宅の査定を受けて売却予定金額を確認できたら、ローン残額と比較して一括返済が可能かを確認します。

両者を比較した結果は、以下のように呼ぶのが一般的です。

• アンダーローン：住宅ローン残高が売却予定金額より低い
• オーバーローン：住宅ローン残高が売却予定金額より高い

確認した結果、アンダーローンであれば特に大きな問題はありません。売却金額を資金として、一括で住宅ローンを返済できるためです。しかし、オーバーローンであれば、売却金額だけでは完済できず、他の方法で残りの残債を補填しなくてはなりません。

売却にかかる諸経費はどのくらい？

売却時にかかる諸費用についても、費用の捻出方法を考える必要があります。

• 仲介手数料
• 登記にかかる費用
• 印紙税など

上記のように、不動産の売却にあたっては様々な諸経費が発生します。一般的には売却金額の3.5％程度が諸経費として必要だとされており、予算計画を立てる際には考慮が必要です。

3.5％と聞くと大した金額ではないと感じるかもしれませんが、2,000万円の物件であれば70万円程度にもなるため、決して無視はできません。売却金額でまかなえれば問題はありませんが、別途資金を準備しなければならないこともあります。

ご自身の不動産売買についてご不明な点がありましたら、舞鶴エリアで営業している朝衛へお気軽にお問い合わせください。